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二人暮らし。揉めたくない、お金の問題。

公開日: : 最終更新日:2017/07/10 二人暮らしのコツ

新年度、新生活スタートを期に二人暮らしを始めた、
という「二人」も多いのではないでしょうか。

5月に入り、会社では「5月病」なんて声聞こえてきそうですが、
二人の共同生活の様子はどうですか?

最初で決めておかないと揉める、お金の問題。。

二人暮らしをするメリットの一つに、

生活費を分担できる、という点がありますよね。
家賃や水光熱費、大物家電なども、二人で分けられるので、
一人暮らしより経済的に過ごせます。

結婚を前提にしているカップルや、マイホームを目標にしている二人なら、
節約した分で貯金ができる、というのも理にかなっているように思えます。

ただし、共同生活を始める時にしっかりとお金について決めておかないと、
思わぬトラブルになることも…

もし、これから二人暮らしを始めるなら、
あらかじめ家計の分担方法、支払方法、などについて話し合って決めていきましょう。
参考バックナンバー:二人暮らし先輩たちのルール

あらかじめ、ルールを決めていても、
実際に生活をしてみると、それまで気が付かなかった、
お互いの「癖」が目につくということもあると思います。

何気なく買っちゃう、お菓子。
出しっぱなしにしちゃう水道…。
貯蓄への意識…。

お金程、それまでの生活の【当たり前】と【当たり前】が
ぶつかってしまうことはないかもしれないですね。

今回は、二人暮らしを始めてみて気が付く、
お金にまつわる問題と、解決方法についてまとめてみようと思います。

男性は節約に協力しない??

例えば、一般的に女性の方が
水光熱などの日々の細々とした「節約」に感度が高いため、
「彼が節約に協力してくれない。貯蓄を目標にしているのに」
という不満を抱えるかもしれません。

男性からすると、「水光熱費なんて微々たる節約、効果がないじゃん。」
と感じてしまい、男女で噛み合わない、ということがおこりがち。

二人で共通の貯金をするのであれば、
「節約分を貯金する」という方法ではなく、月々の貯蓄額を明確にきめて、
二人それぞれに貯蓄額を通帳に入金するようにするようにしましょう。
(これは二人暮らしに限らず、貯蓄のコツなのだとか)



貯蓄とは別に、節約に協力してもらうのであれば…

●出来ていないことを責めない

⇒反抗心・反感を生んでも協力は得られません。
根気よくお願いしながら、
もちろん、協力してもらった時には、きちんと認めて
「ありがとう」を忘れずに!!

●「私(僕)が気になるから協力して」という心持で

⇒「節約しないなんて、考えられない!」という価値観の押し付けをせずに、
「私(僕)がしてもらえると助かるし、嬉しい。」と、
気になる方のために、協力してもらえるように説得を。

 

●節約しやすい環境づくりも役立つかも!

⇒自動的に節約なったり、節約しやすい環境をつくることもできます。
例えば、テレビのつけっぱなしが気になるなら、無操作オフの設定をする、
電気オフの癖がつくまで、ポストイットで「消してね!」とメモする、
リモコン式の電気に変えて、寝るときなど手元で消せるようにするなど考えられます。

お金の管理方式

二人の生活費の管理。どのように行っていますか?
もし、一ヶ月生活をしてみて、「二人に合わない」
しっくりこない、とおもったら、
管理方法を変えてみるというのもいいかもしれません。

片方が我慢したり、不満を抱えたままにしないように、
管理にかかる時間負担も含め、不公平がおこらないようにするのがポイントです。

よくある家計管理方法は大きく分けて以下の二つ、ではないでしょうか。

見える化するのが一番の近道かも!

無料の家計、資産管理アプリマネーフォワード。
複数人で閲覧、作業できるしいつでもどこでもチェックできて便利。
漠然と、「節約しよう!」「貯金しよう!」というよりも具体的な数字で共有が簡単にできるから、2人で協力しやすい環境づくりができます。

銀行口座や、クレジットカードの残高や利用履歴を自動で取り込む機能があり、
いちいち入金の確認で銀行に通帳記入しにいく、明細を二人で突き合わせるなんて手間をかけなくていいのが便利。

「見える化」できるとは言っても、マネーフォワードの画面からお金を引き出したり、振り込んだりという取引はできない点でもおすすめ。
いくら信頼し合っているふたりでも、お金がいくらあるか把握し合うのはOKでも、勝手にお金を動かされるのには抵抗があるというのは当然です。

この点、ネーフォワードを通じて口座を管理すれば、お金の動きを把握しあいながら実際の取引は自分で行う、という線引きができます。
ネットバンクやクレジットカードなどのログインアカウントはこれまで通り、個々人で厳重に管理しましょう。

給料を全て家庭にいれる、お小遣い制

お給料を家計管理する人に全額渡して、毎月決まった額をお小遣いとして
割り振りをする方法。いわゆるお小遣い制です。

「女性が家庭を守り、男性が外で稼ぐ」というモデルにフィットしている、
一般的な方法なのではないでしょうか。

結婚して、片方が専業主婦(夫)をしている場合に多いようで、
結婚前で「財布が別」という場合や、家計管理を片方に任せない夫婦では、
次の「生活費拠出制」を取る方が向いていると思います。

【デメリット】
家計の管理がどちらか一方の役割になってしまうので、
共働きや結婚前のカップルなら不公平感がでてしまうかも・・・
また、家計の状況が肌感覚でわかるのが、管理をしている一方になってしまうので、
節約の必要性や、貯蓄への意識など、差ができてしまうかもしれません。

家計簿を共有したり、貯蓄の状況をお互いに把握するなど、
共有意識をもつ工夫が必要になります。

共有財布制

家賃・ローンなどの固定費に加え、
生活に必要な水光熱費・食費などを家計に都度(または固定で)
共通の財布に入れる方法。

共働きの夫婦や、結婚前でお互いに仕事を持つカップルなどに
向いている方法ではないでしょうか。
共通財布に入れた後、残った分がそれぞれのお小遣いや自由な貯蓄となります。

この方法でも、家計簿をつけたり、
分担額を決めるための管理の役割を置く必要があります。

【デメリット】
共働きのカップルであれば、管理の役割を片方に任せきりにすると、
不公平感が出てしまうかもしれません。
◎月ごとに交換するなど、時間負担も考えて分担すると良いと思います。
◎お金・数字については得手不得手があるので、「得意」と思う方が管理する、
というもの良い解決方法だと思います。

お互いの貯蓄の状況が把握しにくいのもデメリット。
貯蓄の目標や月の貯蓄額などについて取決めをしておかないと、
「貯めていると思っていたのに、ぜんぜん貯めずに浪費していた」
など、トラブルがおこってしまうことも。
もちろん、使い道はお互い自由で気にならないならいいのですが、
将来に向けて計画がある二人なら、話し合って進捗の確認をしあうと良いでしょう。

二人で管理する共同管理

基本的には上の「共有財布制」と同じように、
二人で生活費を拠出していく方法ですが、
共通の財布をつくらずに、二人のために使ったお金についてそれぞれが、
「二人の家計簿」に記帳していく方法です。

支払いをしたレシートを基に、
家計簿に使った金額と項目、支払った人の名前などを記入します。

月末にまとめて負担額の均衡を計算し、清算を行います。
二人の負担する金額も、記帳する手間も公平になる方法です。

【デメリット】
時間も金額も公平、とはいっても、
几帳面に記録をできる人と、出来ない人、
うっかり忘れちゃう人…など制度が機能しない、ということも考えられます。
また、買いものを良くする方が自動的に記帳する回数が増えるので、
負担が必ずしも平等に、とはならないはずです。

几帳面な方が主体となって、ちゃんと記帳するように促したり、
いっそのこと、共有財布制に変えて、管理する人の負担金額を調整するなど
不満を残さず、二人がなっとくする形に取決めしましょう。

【コツ】
家賃・水光熱、通信費など引き落としになる支払と、
食費・生活雑貨購入など財布から日々支出する支払と、
支払いを分担する方法もアリです。

お給料に応じて引き落としは彼、
財布支払いは彼女で額が少ない分、家計簿をつける役をする、など。
支払額に差はできますが、要は二人が納得できる形になればOKなのです。

または、
家賃は半々で、引き落としの口座にそれぞれが振込、
水光熱費は彼のクレジットカードにして、
その分電気のつけっぱなしで怒らないで!と約束、など
日々のささいな喧嘩に「停戦協定」をつくるなどもアイディアです。

どの管理方法をとっても、情報を共有し、「ふたりの責任」にすること

どんな方法をとったとしても、貯蓄進捗状況を共有したり、、
家計簿の管理方法に無理がないか、片方に負担がかかり過ぎていないか、など
「ふたりの責任」と納得できるように話し合い、きめましょう。

お給料は上がったけど、しばらく忙しくてこれまで通り管理する時間がない、
子育てで忙しくて記帳できない…など。
一度決めた後も、生活や仕事の時間がかわることで、お互いに合わなくなることもあるはず。

お金の管理に限りませんが、
二人暮らしで、困ったり不満に感じることは話し合う風土をつくると、
なかよく快適に暮らせるようになります。

簡単に家計を共有するならクラウド、アプリの活用が超おすすめ!

マネーフォワード


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「二人で分担、二人で確認」できるからスムーズに家計の状況を共有できます。
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