暑くて寝苦しい、から脱出。二人とも快適な寝室作り。
夏至を迎えて、すこしずつ「暑い」と実感する日が増えてきましたね。
日中30度を超える夏日が続くようになると、
悩ましいのが熱帯夜、「眠れない」ということですよね。
暑くて疲れる、活動的になる夏だからこそ、
夜はしっかりと眠りたいところ。
エアコンのつけっぱなしは光熱費が気になるし、
身体に悪いらしいと聞くし。
かといって窓を開けても、あつーい風しか入ってこない。
お部屋によっては防犯上窓を開けっ放しも心配という人も多いのでは。
二人暮らしの寝室となると、
好みの気温が違って悩みも倍増してしまいますよね。
彼/彼女で快適なエアコン設定温度が違うということは多いはず。
今回は二人で眠る寝室、
二人ともが快適に安眠できる夏の寝室コーディネートについてまとめます。
1.二人の為の夏の寝室レイアウト
夏を快適に過ごすためには、ベッドの配置も大切です。
ベッドは壁から10cm離して、東・北側がベスト
ベッドが壁に近いと、壁からのふくしゃ熱で暑さを感じやすくなります。
また、風の通りも悪くなるので、
ベッドは少なくとも10cmは壁から離して配置しましょう。
南側・西側の壁は太陽の熱で温まりやすいので、
ドアやクローゼットの配置で邪魔にならないなら、
そちら側さけて、東側・北側にベッドを寄せると良いです。
エアコンの風が直接当たらないように注意
エアコンの風が直接体にあたるのは健康面で良くありません。
眠っている間に体温が下がり過ぎてしまいます。
夏バテをしやすくなりますし、風邪もひきやすくなってしまいます。
扇風機を使う際も、睡眠中風が当たり続けるのはよくありません。
睡眠中は、空気が動く程度、微風の設定で使いましょう。
日中陽が入らないようにカーテンを閉める
朝おきて、空気の入れ替えをしたら、
日中出かけている間はカーテンを閉めたほうが、
室内の気温の上昇を少しでも和らげることにつながり、
お勧めです。
画像出典:a.flat
この写真の場合、ドアやクローゼットの位置的にこの配置がベスト。エアコンが枕もとでベッドに近いですが、風向きを上にすることで、身体にエアコン風が直接当たらないように調整することができます。
寝具を夏仕様にチェンジ。肌から涼しくできる工夫があります
汗をかきやすい夏は、吸湿性、発散性が高い素材の寝具を使うことをオススメします。
素材としては、化学繊維よりも、
綿や麻のような天然素材がおすすめ。
シーツやベッド・布団の敷パットを麻素材に変えるだけで、
寝心地がさわやかに。
掛布団は毛布タイプではなく、
タオルケット、ガーゼケットのようなサラっとしたものがおすすめ。
エアコンや扇風機を使う夜中、
身体が冷えすぎるのを防ぐことができるので、
暑がりという人も、掛けるものは用意しておきましょう。
体感温度が冷たく感じるから、
エアコンに頼らなくても涼しく過ごせます^^
私自身も家でひんやりベッドマットを使っています。
さらっとしていて、エアコンの温度をそんなに下げなくても
心地よく寝られます。
節電対策としてもおすすめ。
2.二人が快適に過ごせる寝室エアコンの使い方
電気代が気になる人、エアコンの健康への影響が気になるという人でも、
熱帯夜が続く季節、地域に住む人にとっては、
エアコンに頼らざるを得ないのが現実です。
上手に活用して、快適な寝室空間を作りましょう!
エアコンの温度、寒がり・暑がりどちらに合わせる?
彼女は冷え性で28度エアコンが快適。
彼は暑がりだから25度でも暑いときは暑い、なんて人も
エアコンの設定温度で適温は一般的に26度とされていますが、
男性にとって心地いい温度は24~25度。
筋肉量が少なく新陳代謝が悪い女性にとっては
エアコンの適温は27~28度だそうで、3度ほど差があるんですね。
こんな快適温度のギャップがあると、
夜二人で眠るのも一苦労、ですよね。
個人差(暑がり/寒がり)もありますが、
1つの答えとしてはえ、
室温は26度に設定し、
暑がり:暑がり対策をする
寒がり:寒がり対策をする
それぞれに26度の室温で快適に眠れるように対策しましょう。
エアコンの活用方法
室温26℃、湿度50%くらいが最も快眠に適した環境です。
この状態に近づけるように、エアコンを活用します。
電気代を浮かせるかしこいエアコン術
寝室を効果的に冷やすためには、
まず日中の太陽で温められた部屋の空気を
入れ替えることをお勧めします。
可能であれば、窓を開けて、
扇風機を駆使して部屋の暑い空気を入れ替えましょう。
・暑い空気を外に押し出す、扇風機の使い方
ポイントは、室内の空気を循環させるのではなく、
窓の近くに扇風機を置き、室内に向けて回す事。
こうすることで、外の空気が室内に入り、
室内の暖まった空気が外へと押し出されることになります。
窓が開けられないような部屋なら、
部屋の入口ドア近くから、斜め上に向かって扇風機を回すことで
空気を入れ替えることができます。
↑この方法だと家の別の部屋へ暑い空気が回ることになるので、
その別の部屋で窓を開ける、
リビングダイニングなどなら、換気扇を回すなどして、
暑い空気を入れ替えましょう。
エアコンを入れるタイミング
エアコンを入れるタイミングは、眠る時間より少し前。
布団に入るころには、
部屋が十分に冷えている状態にすることが大切です。
寝入りのタイミングで快適な方が、
快眠を得られやすいためです。
エアコンで部屋の空気が乾燥しすぎているようなら、
濡れたタオルをかける、適度に加湿器を回すなどしておくと
のどが痛くなりません。
エアコンのつけっぱなしはNG.エアコンを切るタイミング
エアコンをつけっぱなしすると、
眠りに落ちた後に身体が冷えすぎて、快眠できなくなります。
場合によっては、風邪をひきやすくなるので注意です。
かといって、エアコンが切れたあとに室温があがりすぎると、
暑くて目が覚めてしまいます。
室温が28度を超えると、暑くて目が覚めてしまうのだとか。
一番いい方法は、
タイマーを使って室温が28度を超える前に、室温を冷やす事。
就寝後3時間でエアコンが切れるように設定し、
朝日が昇り、気温が上がり始める6時頃に再度
エアコンがつくように設定するのがおすすめです。
扇風機(サーキュレーター)と合わせ技♪
エアコンがオフになっている間、暑くて寝苦しくならないように、
扇風機を合わせて使うとgoodです。
眠るときには、扇風機の風邪が直接体に当たらないよう注意しましょう。
一番効果的なエアコン×扇風機(サーキュレーター)の使い方は、
扇風機をエアコンの対面(エアコンの冷風が一番届いている場所)におき、
その場所から天井近くに向けて風邪をおくる方法です。
冷えた空気と、温まった天井付近の空気がうまく滞留し、
部屋全体を冷やすことができ、
さらには空気の流れを生むことで、気温がそこまで低くなくても、
暑さを感じずに眠ることができます。
エアコンとサーキュレータの消費電力を比べると、
エアコンの方が10倍以上電気を消費します。
ふたつをうまく組み合わせることで、
電気代をうまく節約することができます。
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3.暑がり対策
暑がりの人が快眠するために出来る対策についてです。
グッズを活用して涼しく快適に
エアコンにプラスして使える
「冷え冷え・クールグッズ」を活用しましょう。
冷たい枕、体感温度を下げるシーツ、靴下、ネックバンドなどです。
首や足首など動脈のある場所を重点的に冷やすことで、
身体全体が冷やされることになるのでオススメです。
ジェル状の氷まくらなら、風邪を引いた時にも活躍しますし、
揃えておいて損はありません。
睡眠時間8時間、ずっと冷たいままか、
グッズを買う時には冷たい持続時間もチェックしてくださいね。
暑がりにオススメのパジャマ
暑がりな方におすすめなのは綿製や麻のパジャマ。
もし、ジャージやスウェットで眠っているなら、
パジャマを変えるだけで眠りが快適になるかもしれません。
スウェットは生地が厚く、暑く感じやすいうえ、
素材がごわついて寝付きにくいと言われています。
ジャージも汗をあまり吸わず、蒸れやすいのでNG。
綿や麻の、吸水性、吸湿性、通気性の面で夏のあつがりさんのパジャマに最適です。
4.寒がり対策
エアコンの風がニガテ、さむくて眠れないという人の対策です。
肌掛布団を使う
タオルケット、ガーゼケットでは寒いという方なら、
薄い肌掛布団を使いましょう。
専用を用意してもいいですし、
冬に厚めの布団と重ねて使えるものでもいいですね。
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体を冷やさないパジャマ
冷え性におすすめの夏のパジャマはガーゼパジャマ。
ガーゼを素材に使ったパジャマで、吸湿性がいいので、
汗で体が冷えるのを防いでくれます。
また、ガーゼの層が体を適度に保温してくれるので、
夏だけではなく、冬にもおすすめですよ。
冷え性改善
睡眠時間以外の習慣で夏の冷え性対策をしちゃいましょう。
食事から冷え性対策
夏は冷たいもの、さっぱりしたものばかりを食べてしまいがちですが、
食習慣で体が冷えてしまうので、
意識して体をあっためる食材を食べて、
冷えを和らげるよう努めると良いそうです。
サラダなど夏野菜を生で食べるのは、
身体を冷やすことになります。
暑がりさんにはオススメですが、冷え性ならサラダは控えましょう。
お勧めの栄養素は、
ビタミンEやビタミンC、ビタミンB群です。
食材としてお勧めは
唐辛子、ニンニク、ショウガ、ネギなどの辛み成分のあるもの、
ビタミン・タンパク質を取れる豚肉などもお勧めです。
。
夏の冷えに生姜ドリンクを初めてみるのもオススメ。
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冷え性におすすめの入浴
冷え性の方は特に夏でも湯船にじっくりつかりましょう。
入浴前に炭酸水を飲むと、血流がよくなり、
入浴中により多く汗を書くことができて、おすすめです。
忙しいときでも、フットバスなど、
末端だけでも温めるなど、ケアをするようにしましょう。
5.布団に入るまでの注意点!
快眠できる生活習慣
夜快眠をするために、布団/ベッドに入るまでに出来る工夫があります。
これは夏に限らず、すべての季節で参考になるので
習慣として取り入れるといいと思います。
お風呂に入る
夏になると、暑くてお風呂はシャワーだけ、という方多いのでは?
実は夏でも、入浴する方が快眠できるのです。
お風呂の温度は37~39度。
冬の温度より低めで入るのがおすすめで、
20分以上ゆっくりつかるのが快眠に効果的なつかり方です。
眠る時間の1時間前までに済ませるのが
タイミングとしてはベストです。
眠る前に入浴するのがオススメなの理由は
・気分がリラックスしする。
・身体の深部温度が下がり、内臓の働きが鈍くなる。
この二つのことが人を眠りに導くからです。
お風呂に入るとリラックスできる、というのは想像つきますが、
身体の深部温度が下がるというのは意外ですよね。
たしかに、身体の表面の温度は上がるのですが、
表面温度が上がり、血行が良くなることで熱が放出され、
結果的に深部体温は下がるのだそう。
汗をかいたあと、身体が冷える作用と似ていますね。
入浴している最中や、お風呂上りに暑く感じても、
ぽかぽかが冷めるころには、
気持ちはリラックス、身体も熱がさめて
眠れる状態が整うようになります。
テレビやパソコン、携帯をオフ。脳を休ませる
テレビ・パソコン、携帯の画面の光は、
脳を覚醒させる効果があるのだとか。
眠る前にはメールチェックやネットサーフィンを避けて、
音楽を聴く、雑誌を眺めるなどして脳を休ませましょう。
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