二人暮らしに必要な食器の選び方のコツ
二人暮らしを機に自炊を始めたり、自炊の頻度を上げていこうという方は多いのではないでしょうか。
一人暮らしとは違ってだれかと一緒に食べるのはずっと楽しいですし、2人分なら料理をするのも効率よく節約することができます。また、手料理を食べられるのは、同棲の醍醐味、という感じがしますよね。
この記事の目次
2人分の食器について考えよう
お部屋をすっきりと見せるには、荷物がきれいに片付き、収納されている必要があります。
収納の基本は必要な物が無理なく納められる容量を確保することです。そのためには、広々とした収納場所も必要ですが、必要以上のものを持たないということも必要です。
狭くなりがちな二人暮らし用の1LDKのキッチンならなおさら、持ち物が増えすぎないようにする必要があります。
そんな前提のもと、今日は二人暮らしに必要な食器について考えてみましょう。
必要な食器の量は食や生活スタイル、料理のバリエーションによって決まる
大皿料理でとりわけるスタイルの料理が多いのか、ワンプレートに盛り付けることが多いのか、どんぶりものや麺類を食べることが多いのか…食スタイルや手料理のバリエーションによって必要な食器の数や種類は変わってきます。
今回紹介する食器の基本セットに、自分のスタイルにあう食器を足したり、置き換えたりしながらレギュラー陣を決めていきましょう。
兼用できる、スタッキングできるものを選んで少ない食器をうまく使いこなそう
専用のものをたくさん持つよりも、兼用できる食器を持つ方が盛り付け、片づけともにうまくいきます。
意外に食器棚を圧迫するのがコップやマグカップ類です。ガラスのコップは割れることを考えると扱いに注意が必要で、重ねたくなかったり、マグカップも棚に入れるには大きくて場所を取りがちです。
食器の兼用について例を挙げると、
・サラダ用のガラス食器は持たずに、取り皿にも使える12cmほどの小鉢を使う、
・ご飯茶碗とスープ椀は兼用できるサイズ感とデザインを選ぶ
・暑いものも入れられるグラスを選ぶ
・グラスは持たず、カップを利用する
などです。
スタッキングできる、という観点からいうと取ってのついたデザインは可愛くて良いですが、重ねにくく場所を取るデメリットがあります。
どうしても欲しい場合にはつるす収納をするなど工夫が必要です。
二人暮らしに必要な食器基本セット
- 平皿20cm程2枚
- カレー皿(兼パスタ皿)2枚
- ご飯茶碗2個
- 汁椀2個
- グラス2個
- マグカップ・ティーカップなど2個
- お箸 4膳
- スプーン2本
- フォーク2本
これらが経験上見出した二人暮らしに必要な食器類です。
これらを全て収納するには、カラーボックスでいうと2段分の容量が必要になります。
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このセットにスープ椀とグラスを買い足し、カトラリーがあれば二人暮らしには十分です。
ここからさらに切り詰めるなら、平皿をやめる、マグカップ類、フォークをやめるなどが選択肢に上がります。
平皿はトーストや焼き魚を盛り付けるのに使えますが、大は小を兼ねる、でカレー皿でも十分に代用できます。
マグカップ類は耐熱グラスで代用、ということもできますね。
ただし、基本セットくらいの量ならどうにか収納場所を確保する方が、生活が楽になると思います。
気分の問題もありますが、あまりに食器が少ないと洗い物の回数が増えてしまい、手間が増えてしまいます。
毎回食器を洗えればもちろん良いのでしょうが、朝使った食器は夕方まで貯めてまとめて洗いたいという方も多いでしょうから、そう考えるとこの基本セットは、洗えなかった食器の代用も兼ねられるぎりぎりの組み合わせになると思います。
例)朝食にトーストとオムレツを食べ、夜にカレーを食べる場合、平皿があれば朝食→平皿、夕食→カレー皿と食器を洗わずに食事ができますが、平皿なしの場合は朝→カレー皿、夕食前に洗ってもう一度カレー皿を使う、という風になりますね。
洗う回数を減らす、という観点から、お箸も2膳ではなく4膳をおすすめします。
同じ種類、サイズの食器なら収納・管理が楽。
そう考えると平皿ではなくカレー皿としても使える浅めのプレートを4枚そろえるのもおすすめ。
カレーなどを入れるのに充分な深さと、小さ目の直径がポイント。
使いまわしやすく、しまいやすいのでコンパクトなキッチンでお困りの方におすすめ。
カラフルなデザインが気分が上がります。
とりわけ皿などもシリーズで揃えたくなってしまします。
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この基本セットに追加すると良い食器類
この基本の食器セットに追加すると便利な食器を上げると次のようなラインナップになります。
- とりわけ椀4個
- どんぶり
- 大皿
- 魚皿
- ワイングラス
- グラタン皿(耐熱皿)
とりわけ椀(皿)
平たいお皿よりも、少し深みがあるものがおすすめで、汁気のある副菜、おかず、皿だなど広くつかえます。
2個ではなく4個としたのは、取り皿・椀は万能でサラダ用、副菜用と広く使えまわせるから。ちょっと残ったおかずを冷蔵庫にしまいたい、という時も便利に使え、4個あれば保存に使用中で小皿がない、ということもおこりません。
もちろん二つにしてしまうのもいいですが、兼用できるものほど同じサイズ・デザインで揃える方が収納効率が良い(重ねやすい)ので買い足す時には同じものを買うことをオススメします。
どんぶり
どんぶりはなければカレー皿で代用できますが、ラーメンなどの汁物を食べるときにはやはりあった方が食べやすいです。
丼ものにも使いやすいようにあまり口の大きくないものを選ぶとよいでしょう。
丼ものと、ラーメン丼と分けたい、という方ならもちろん分けても良いのですが、大き目の食器だけに場所を取るデメリットは考えておきましょう。
無印の「白磁丼・大 約直径16×高さ8.5cm」は少し浅めのどんぶり。
ラーメンを食べるのに充分な大きさで、大きすぎないので丼ものを盛り付けやすくおすすめ。
定番商品なので同じものを買い足したくなったときにも便意です。
無印 どんぶりの詳細
白磁丼・大 約直径16×高さ8.5cm 税込780円
実際に買った人のレビュー
・いろいろ使える大きめのどんぶりです。
麺類、牛丼などのご飯もの、具たくさんのお雑炊、さまざまな用途に活躍しています。
白磁で料理がはえます。
また、傷がつきにくいので、長く使えそうです。・思ったより深いし大きい印象ですが、キレイだしお気に入りです。女性には大きいかもしれないけれど上品な盛り付けに仕上がりそう。
魚皿
和食が好きでよく作る、という方なら魚皿はあると良いかもしれません。
半月型の物や四角いものなど、他とデザインで差をつければ盛り付けのバリエーションが増えます。
餃子も盛り付ける時にも、平皿よりも様になるのでお勧めです。
グラタン皿(耐熱皿)
料理に慣れてきたら、グラタン皿をそろえるのもオススメ。手間をかけてグラタンやドリアを作ることもできますし、
野菜をのせてグリルやトースターで焼くだけで一品になります。
シンプルなデザインを選べば、下ごしらえや作り置きの保存用としても活用することができます。
持ちすぎも良くないけど、少なすぎても食事がたのしめません
厳選してミニマルな食器だけを持つ!ときめるのも潔くて良いですが、食器だけに限らず必要性だけで持ち物を決めてしまうと生活の潤いがなくなってしまいます。
置き場所に困ったとしても、気分が上がるからワイングラスは置きたい、とか
ビールを毎日二人で楽しみたいからビールグラスはこだわりたい。憧れのティーカップだけは手放したくといった、2人が大切にしたい物・事は無理に手放さずに、ちゃんと大切にしていきましょう。
食器くらいの大きさ・重さのものならば、部屋のどこにもどうしても置けない、なんてことにはなりませんから、工夫していきましょう。
お気に入りのものこそ使いやすく収納しよう
その際に気を付けるべきは、お気に入りの物こそ使いやすく収納する、ということ。
せっかく持つ選択をしたわけですから、ただのコレクションでない限りはどんどん日常使いするのが吉、です。
そのためにも、仕舞い込みすぎたり、使いにくい場所に収納してしまわず、よく目につき、取り出しやすくしまいやすいように収納しましょう。
見える収納なら、毎日お気に入りが目につくのでさらにおすすめです。
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